組織とリーダーと(3) 〜リーダーの適性〜

リーダーシップ

ヨシヲ
30代薬剤師。趣味は浅く広くが多い。最近は、ボードゲームにハマってる。

アロス
30代薬剤師。スポーツはやるのも見るのも好き。特に、野球とサッカーは詳しい。最近はアイドルにハマっている。


◆シリーズ第1回第2回に続いて、今回が最終回です。

ヨシヲ
自分の価値観で、捨てるとこと残すとこの判断ができることかな。

アロス
僕は、長いスパンで物事が視れる人ですね。

ヨシヲ
長いスパンっていうと、どれくらい?

アロス
今、目の前の事、瞬間、瞬間だけ見てる人ではない人ですかね。

ヨシヲ
目の前しか見れない人はリーダーの適性がないと。

アロス
この行動が何に繋がって、どんな影響を及ぼすのか?など想像出来ない人は適正があるとは思えないんですよね。

ヨシヲ
想像ができるできないで考えた時に、想像力に一定の精度は必要?

アロス
想像力がなければ、マズイ方向に向かっている事にすら気付けないんじゃないですか?

ヨシヲ
そうすると、長いスパンで物事が視れることをレベル分けすると、

①予見できない
②自分の都合の良い予見ができる
③現実的な予見ができる
④予見に基づいて、行動が選択できる

くらいの壁がある気がするんだよね。
④に至る人は、そんなにいないんじゃない?

アロス
今現在できなくても、そこは成長していく姿勢があれば何とかなると思います。
変に自分は完成形!みたいな人はマズイと思いますね。

ヨシヲ
最低限、リーダーにはこのランクとかはあるの?

アロス
③は欲しいですよね。
②って予見できてないって事じゃないですか?

ヨシヲ
②は未来を考えるとこまではいける感じかな、と。
ダイエット中の人に当てはめれば、

①食べたいから食べる
②食べた後に運動すれば大丈夫、または明日から食べる量減らすから大丈夫
③食べたら太っちゃうけど、食べる
④食べたら太るからやめる

みたいな感じかな。

アロス
先に何かがある、って事が分かってるだけでも良いかもですね。
後は最終目標みたいな部分が分かっているかどうかですかね。
そこへの道筋は色々あって良いと思うんですけど、到達点が間違ってるとどうしようもないですから。

ヨシヲ
それは難しいよね。
自分の考える最終目標と同じって、ハードル高いと思うんだけど。
人によって、最終目標の手前を最終目標にしちゃうケースもあるし。

アロス
ここでの最終目標は1つではなくって、短期目標、長期目標やその日の目標みたいな部分ですね。

ヨシヲ
どゆこと?

アロス
今日の活動、今日の練習で見据える物。
1ヶ月先に到達したい目標。
1年くらいの目標って所です。
でもそれって、その場その場の優先順位を決める能力なのかも。

ヨシヲ
そうすると最終目標から、マイルストーンが置けることってことかな?
最終目標が自分と同じってことではなく、最終目標を設定できるっていう。

アロス
そうですね。
現リーダーと後継者の間で根源的なテーマみたいのは一致しときたいですけど。

ヨシヲ
④まで装備していて、テーマが違う人と、①しか持っていないけど、テーマを理解してる人、ならどっちがいいの?

アロス
チームを継続することに価値がある、みたいな根源まで変わらないのなら、④まで装備してテーマが違う方が良いのかなと。
その時点での自分の判断、テーマも時間が経てば必ずしも正解でなくなるかもしれないので。

ヨシヲ
そうなんだよね。
気が合うこと、ビジョンが共有できてるかってとこは、しっかり分けるのは難しいよね。
あとは、チームを残すことと、活動を続けることは似てるようで違うしね。

アロス
チームを終わらせる判断を迫られること局面が来る時もあるかもしれないですからね。
ハインツのジレンマみたいに、より広い価値観からより周囲がハッピーになる選択を探せる思考が出来たら良いとは思ってます。


※ハインツのジレンマ

ヨーロッパで一人の婦人がたいへん重い病気のために死にかけていた。その病気は特殊な癌だった。彼女が助かるかもしれないと医者が考えるある薬があった。それはおなじ町の薬屋が最近発見したラジウムの一種だった。その薬の製造費は高かったが、薬屋はその薬を製造するのに要した費用の十倍の値段とつけていた。かれはラジウムに二百ドル払い、わずか一服分の薬に二千ドルの値段をつけたのである。病気の婦人の夫であるハインツはあらゆる知人にお金を借りに行った。しかし薬の値の半分の千ドルしかお金を集めることができなかった。かれは薬屋に妻が死にかけていることを話し、薬をもっと安くしてくれるか、でなければ後払いにしてくれるよう頼んだ。だが薬屋は「だめだ、私がその薬を発見したんだし、それで金儲けをするつもりだからね。」と言った。ハインツは思いつめ、妻のために薬を盗みに薬局に押し入った。

東京国際大学HPより

これに対してどのような判断するかに応じて、道徳の発達段階を考える。
一般に発達が進むにつれて、大きな価値観から判断する。


ヨシヲ
リーダーシップは、周囲のために発揮するもの?

アロス
個人<チーム<チームのさらに周囲、となれば理想なんじゃないでしょうか?

ヨシヲ
周囲がこうなることを望んでいる、こうなる状態が理想的だと自分が信じていることを、自分のリーダーシップを発揮して進める、と。

アロス
リーダーを組織や社会を円滑に回すための物だと考えたら、そうなんじゃないでしょうか?

ヨシヲ
俺は、リーダーがやりたいことが一番大事で、次に周りかなって思うんだよね。

アロス
どんな組織のリーダーかにもよりますよね。
自分で作ったサークルなんかなら、それで良いのかなと。

ヨシヲ
もしかしたら、『リーダーがやりたいこと』のイメージに齟齬があるかもしれない。
たとえば、バレーのチームで、レジャーを目的に作った人がいて、15年後にチームを作った人がいなくなって、そのときにチームを仕切っている人が、試合で勝てるチームを目指すのは、ナシってこと?

アロス
それはアリだと思いますよ!
大企業、自治体になるとちょっと話が違うかなって。

ヨシヲ
最近は、大企業とか、自治体ほど、リーダーの個人的なビジョンが大事なんじゃないか、って思うんだよね。
前例を踏襲して、既定路線で行くなら、それこそリーダーなんていらない。

アロス
それは一理ありますね。

ヨシヲ
組織そのものの持つミッションと、そこを率いるリーダーのミッションのバランスが取れてると、いいチームになりそうな気がするね。

アロス
個人の目標と組織の目標が一致するのは幸せですからね!


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