こんにちは、なおきちです。
中国4000年の歴史の中で、日本人に最も馴染み深いのは料理と言っても過言ではありますまい。
衛生面や、その独特の味付けが合わない人もいるかもしれないですが、日本人向けにアレンジされていない食事は、私にはとてもおいしく感じられました。
それはさながら漫画をドラマにしたら原作を台無しにしたと言われたあの作品のように。
アレンジは大切ですが、オリジナルを知ることができてよかったな、と感じました。
昔外食するなら、「中国料理」と書いてある店は本格派、「中華料理」と書いてある店はあまり良くない、と聞いたことがあったのですが、気づけば「中国料理」の店ばかりになりましたね。
みんな本格派になったのか、はたまたガセネタだったのか。
では、気を取り直して、食事編のはじまりはじまり。
Contents
-日本食レストラン
初日の夕食が日本食レストランでした。
1日街を歩いて、働いているスタッフはどの店もやる気がなく、仕事中のスマホは当たり前。値段も書いてないし、言い値で買わされる。
ジョジョの奇妙な冒険で見たような海外の姿がそこにありました。
しかし、この日本食レストランは違います。
メニューは日本語、明朗会計。
飲み放題なら、グラスがあけばすぐにドリンクの注文を聞いてくる。
開いた皿はいいタイミングで回収する。
接客もきちんとしている。
そして、ビールが冷えている!!
というのも、中国の方はお腹が冷えるという理由で、あまり冷たいものを取らないそうです。
街で水を買う時も冷たいものを指定しないと、ぬるい水が出てきます。
逆に、冷たいものをオーダーしている段階で中国人ではないとみなされてふっかけられても仕方ない、とも言えるのですが。
そして、お腹が冷えないようにと言いながら、暑いからお腹を出してぼんやりしている人もいます。
文化の違いって、偉大ですよね。
あたりまえだと思っているサービスが、当たり前ではないと、再認識できたのと、教育って偉大だな、って思いました。
-火鍋
日本でもあちらこちらで見るようになった火鍋です。
てっきり陰陽の形の鍋で出てくると思ったら、シンプルな普通の鍋でした。
ただ、普通のイメージする鍋よりもだいぶ大きいです。
お店のカレー鍋くらいの直径に、家庭の鍋くらいの高さです。
そこにいろいろな食材が入って、ぐつぐつ煮て、ガンガン食べて、ガンガン飲んで。
中国といえばシャンツァイという香りの強い草を使うのですが、つけダレのゴマだれやポン酢に入れて食べるとさっぱりして美味しいです。
ただ、好みがはっきり分かれるそうなので、あわない方はやめといた方がいいかもしれないです。
-北京料理
前菜の豚足でびっくりしました。
日本で豚足というと、ぶよぶよして油感が強い印象が(店のせいかもしれないですが)あるのですが、中国で食べた豚足は、想像よりもさっぱりしています。
感覚的に、豚足をバンバンジーに寄せた感じです。
そして当然、北京ダックも食べました。
皮もうまいし、身もうまいが、スープが絶品でした。
ものすごい量が出てきてしまったので全部は食べきれなかったのですが、あのスープはまた食べたい
また中国は、残さないとガンガン追加してくれます。
食べきれない状態を作るのが歓待の証だそうですが、私だけかもしれないですが、日本人には文化的に厳しいです。
「遠慮の塊」と言われる唐揚げ、微妙に残ったビール、付け合せの野菜。
ひと品が机から消えると追加されます。
私は、ビールのあまりをちびちびやってしまうので、エンドレスビールになってしまいました。
味付けの好みが合わないと難しいかもしれないですが、中国料理はとてもおいしい!が感想です。
コメント