総務省の役人との会食に続いて、政治家との会食が報じられています。
野田聖子議員と高市早苗議員の報道が目立ちます。
文春砲とのこと。
高市早苗議員のの反論。
永田町の常識、政治家としての良識、マスコミの感覚は一般市民である私には理解の及ばないところもあります。
なので、以下は報道を聞いた一般人の個人的な感想です。
省庁の大臣や副大臣が業者と会食を行ったとします。
会食自体は認めています。
その場ではなんらかの依頼はしていないとします。
また、金銭的な関係もなく、割り勘等だったとします。
しばらくして、業者が省庁にやってきます。
業者が省庁で会話している最中に、もし自分の省庁の大臣と会食していたことを匂わせたら現場の人はどう感じるでしょう。
しかも、接待ではなく、古くからの友人で、金銭的な利害関係がなく会食する間柄です。
むしろ、接待をした業者であれば、お金を使って自分たちの利益を通そうと画策したと考えるかもしれません。
しかし、お金を使わず、個人的な関係を持っている人が来たら、大臣との関係から忖度せざるを得ないのではないか、と感じるのです。
大臣等の正しい対応はどうなのでしょうか。
お金を受け取ると収賄の可能性があります。
接待ではない会食をしたことが業者から伝われば、現場の役人には個人的な間柄であると理解されるでしょう。
事前に大臣等から接待等ではない会食をしたが、忖度の必要はないと通達されたら、言われたままで処理してよいかどうか迷うでしょう。
一般的な感性で、省庁の大臣が業者と会食をした場合、業者側に不利に働くことは、告発されない限りないように感じられます。
国民から選ばれた議員の中で、特に仕事ができる大臣の方々にこうした発想がなかったのか、疑問です。
永田町の理屈では、こうしたことは起きないと考えるものなのかもしれません。
こうした状況を想定した上でもしなければならない、個人的な関係の会食とはどのようなものなのかこそ、発信していただきたいものです。
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