スポーツ観戦の醍醐味

クロストーク

ヨシヲ
30代薬剤師。趣味は浅く広くが多い。最近は、ボードゲームにハマってる。

アロス
30代薬剤師。スポーツはやるのも見るのも好き。特に、野球とサッカーは詳しい。最近はアイドルにハマっている。


ヨシヲ:
9/7にパラリンピック開幕しましたね。
見てますか?

リオパラリンピック 特設サイト

アロス:
観てないです。

ヨシヲ:
スポーツ観戦に熱心な気がしてたんですけど、パラリンピックは毎回見ないですか?

アロス:
夜中起きてまでは観てないね。
結果くらい。
ヨシヲは?

ヨシヲ:
全く観てないです。
オリンピックも中継は一切観てないし。
翌朝のニュースでダイジェストを見るくらいです。

ヨシヲ:
そもそもスポーツの中継とか、何年も観てないんですよね。
どうしてもこの試合は観たい、と感じたことがないです。
どうしてアロスは観るんですか?

アロス:
スポーツ観るのは心を震わせたいんじゃないかな。

ヨシヲ:
確かに、結果を見るだけだと、結果は覚えられるけど、感情は特に動かないですもんね。

ヨシヲ:
気になる競技の結果は追いかける感じ?それとも、ニュースでたまたま見る感じですか?

アロス:
パラは熱心には追い掛けてはいないね。

ヨシヲ:
パラリンピックの方が、障がいをのりこえてっていう感じで心を震わせる気がするんだけど、そうでもないの?

アロス:
事前知識の差かな

ヨシヲ:
そうすると、パラリンピックを熱心に見てる人って、事前知識がある関係者が中心なのかな?周りで見てる人いる?

アロス:
あまり居ないね。
ワタシスポーツ観戦が趣味だけど、高校野球は観ないのよ。
事前データが少ない、無いから。
選手の特徴、背景が分からないとノレない。

アロス:
選手個々人のことが分からなくても、プロレス的な観測眼もあるかなと思うけどね。
サッカーのドイツ−イタリアの因縁。
中日と巨人の因縁の歴史などワタシさ好きなのかなと。

ヨシヲ:
試合そのものの面白さの前にある、選手の因縁がそそるのかな。

ヨシヲ:
今回、24時間テレビで目の不自由な走り幅跳びの選手が出てて。
家族構成や、これまでの背景の話もしてたから、そういう意味で関心は上がったりするのかな。
高校野球も、学校同士の因縁とか、監督の話とかドラマはたくさんありそうだけど、あんまりなんだね。

アロス:
高校野球は、プロではない以上は報道が入って行く事にも限界はありますし、高校内まで入っての取材なんかも簡単に、頻回は出来ないのかなと。
プロ野球と比べたら、知り得る情報が圧倒的に少ないて事実はありますよね。

ヨシヲ:
確かに。
高校野球は教育的な側面や、学生を守ることも考えると、煽ってエンターテイメント色を強くし過ぎるのもよくないですもんね。

ヨシヲ:
少し話は変わってしまうけど、バレーの大会に出るときの感覚と、全日本のオリンピックの試合を見る感覚って、同じですか?

アロス:
プレーヤーと観客とでは全く違いますね。
監督的な立ち位置で試合に参加するのなら、観客的な要素に近くはなります。

ヨシヲ:
観ることとやることは全くの別物と。
他のもので対比した時に近いものってある?

アロス:
idol観戦。

ヨシヲ:
アイドルやるのとってこと?カラオケで歌うのと、ライブに行く感じ?

アロス:
サッカー、野球を観戦して応援する事と、idolの劇場、LIVEに行くのは近い物があります。
自分がカラオケするのは、バレーをplayするのち近いかもしれないですね。

ヨシヲ:
アイドルの背景も詳しいもんね。
表に出るCDやDVDだけでなく、そこに至るドラマが大事という意味では近いのかな。

ヨシヲ:
オリンピックは、サッカー、野球と比べるとあんまり興味ない感じ?

アロス:
五輪競技は体操、水泳、柔道なんかは割と一生懸命観てますね。

アロス:
それこそ、先に寝て夜中起きて観ます。
野球、サッカーと違うのは、五輪以外の柔道の大会、水泳の大会はまず観ない。
四年に一度に掛けてくるストーリー含めて、そこ一瞬に出し切る!って所が好きなんだと思います。
選手当人も柔道の世界大会での優勝と五輪での優勝とは力の入り方も違うでしょうし。

ヨシヲ:
4年間、という背景が、観戦のモチベーションにつながるわけね。
とはいえ、野球やサッカーに比べると、体操、柔道、水泳と、パラリンピックの露出が少ないのは共通な気がするんだけどね。

ヨシヲ:
背景につながるような情報はどこから得るの?

アロス:
五輪に関しては大会直前のnumberを買いますね。
近付くとネットの記事も追い掛けます。
ワタシは終わってから決算号、記録号の方が熟読するんですが、魅せられた競技をより詳しく調べますね。
で、4年後も絶対観よう!ってなる。


ヨシヲ:
すごいね。
4年越しにモチベーションが維持できてる。

アロス:
体操は2004アテネをリアルタイムでたまたま観てたのがデカイですね。

ヨシヲ:
終わったあとの特集から、次を見るというのは興味深いですね。

ヨシヲ:
体操の経緯を聞くと、「たまたま観る」って、ファクターとして結構大きいのかな。
これまでスポーツの中継について聞いても、その重要性が分からなかったけど、地上波で流れるのは大事なことなんだね。
プロレスもそうやって一度廃れていったってことなのかな。

ヨシヲ:
オリンピックは、新しい競技にハマることはあるの?numberはパラリンピックも特集したりしないの?

アロス:
今回のnumberはパラのページも多くって、五輪終わったら読もうとは思ってたんですよ。
でも、五輪の総集編やら読んでて進んでないんですけど。
イチローが嫌いだ!の水泳の娘など露出は増えてると思いますんで、この流れが続けば、パラを観る人も増えてくんじゃ?とは思いますけどね。
ヨシヲはたまたま観て、心打たれた、五輪の競技何か無いんですか?

ヨシヲ:
スポーツ観戦しないから、たまたまってこともほぼないんだよね。
朝のニュースで知っただけでも心打たれたのは、吉田沙保里の銀かなぁ。
後輩との練習の話とか聞いて、慢心があったわけではないと思うけど、自分の競技のことだけを考えられない環境だったのかなと。
井上康生のときを思い出しました。
こうしてみると、僕も背景とか好きなのかな。

アロス:
広報も一身に背負い過ぎてましたもんね。
伊調馨がそこを沙保里サンに背負わせ過ぎた…と言ってましたしね。
申し訳ない…まで言わせちゃうのは我々の方こそ申し訳ない気持ちになりましたよね。

ヨシヲ:
選手は勝てるのが当たり前にするために努力するのだと思うけど、みんながゆるぎなく勝つことを信じられるのは、普通の状態ではないよね。
なんかバブル景気みたいだよね。

アロス:
ちょっと宗教みたいだった。

ヨシヲ:
必ず勝てると思える試合って、観戦の気持ちって覚めるもの?

アロス:
飽きるよね。

ヨシヲ:
勝てないかもしれない方が盛り上がる観客と、勝てる方が嬉しいプレイヤー。
スポーツ観戦はエンターテイメントなのかな。

アロス:
この話が出てから、パラの自転車競技を観ていて自分がパラに今一つノレない理由が分かったんです。
障害者といっても片足の方も居ますし、それぞれじゃないですか。
自転車競技はその度合いによって、タイムが引かれたりするみたいなんですよ。
車椅子バスケも障害の度合いによって、個人のコストみたいな数値がチームで15位内に収まるように、みたいなチーム編成のruleがあったかと思うんです。

ヨシヲ:
障がいの程度で程度によって、競技能力に差が生まれないようにするための補正が入ってるんだ。

アロス:
イチローが打率4割で首位打者!とかだったら、その凄さが分かる人が一定数居ると思うんですよね。
パラの場合ruleも、個々の背景、前提も違ってくるから、この競技で、この成績で!ってのがどれだけ凄いのかが伝わり難いと思うんですよね。
そこの情報も五輪より露出がないですし。

ヨシヲ:
スポーツ観戦をする上で、ルールが分かるって重要ですもんね。
あと、同じ条件の方が比較をしやすいよね。
野球に詳しくない身だから、イチローも日米通算とか言われると凄さが分かりにくくなっちゃうし。
今後、イチローを超えた、と評価される時に必要な情報な気がするんだよね。

アロス:
僕としてはruleが分からなくてもノレる人のキッカケ、持続の根源が分からないんですよね〜〜

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