瞑想のススメ(2)

おはようございます、なおきちです。

そんなわけで前回に引き続き瞑想です。

厳密に瞑想とは違うかもしれないですが、とりあえず瞑想的なものと思ってもらえれば、と思います。

改めて、ポイントは、

正しいかどうかは置いておいて、続ける
集中力をつけることが目的
「できた」ことにこだわらない

です。

続けること

瞑想をはじめても、すぐに何かが劇的に変わりません。

私は、ドラゴンボール世代なので、修行して、超サイヤ人になったりとか、やっぱり修行をすれば結果が欲しくなるわけです。

それが、トランクスのように、勘違いの成長であったとしても、分かりやすい結果を求めがちです。

でも、そんな変わりません。ただ、あくまで自己流の場合です。きちんとした人の下で修行すれば伸びるのかもしれません。

思い返せば、ドラゴンボールでも、後半に自分の修行で伸びたのは師匠について、基本を理解していた人たちな気もします。

脱線しました。

そう、続けても、今までとぜんぜん違う、とはなりません。

変わるなら、じわじわと変わっていきます。

私は、変わったかも、と自覚するのに1年以上かかりました。

ええ、自覚できないから毎日続けることはできませんでした。

そんな中「スタンフォードの自分を変える教室」で、『瞑想中に別のことを考えたことに気づいて戻るプロセスが大切』との記載がありました。

また具体的に朝に瞑想をやっていた方が、よそごとに夢中になることが少ない、という記載もあったので、信じて続けることにしました。

すると徐々に、集中できてないな、と気づくことがふんわり増えてきました。

集中力をつけることが目的

繰り返しになりますが、何かをしているときに他のことが気になる。また、途中で別のことに手をつけて、もともとやろうとしていたことに戻れない、という状態を改善することが目的になります。

集中力を、という書き方になっていますが、悩みやすい人も同じ過程をたどります。

すなわち、

何か作業をしている

→ふと、心に引っかかっていることに悩みだす

→今している作業に集中できない

という過程になりやすいのです。

何か作業をしているときにふと考えてしまうのをやめる。決心するのは簡単です。

瞑想は、こうした状態をなくすことはできませんが、少なくともふと考えてしまった自分に気づく能力を育ててくれます。

まず、自分にとって簡単なことをします。

簡単なことをしている最中に、別のことをしていることに気づいたら戻ります。

これを繰り返すだけです。

簡単なことは、どんなことがあるでしょうか。

数を数える。1、2、3と順番に数を数えていきます。

呼吸を意識する。吸っている、吐いている、を意識しながら行います。

どちらも労せず、他のことをしながらでもできることです。

特に集中しないと呼吸ができないのであれば、生きていくことは難しいです。

その分逆に、意識が他に移ったことに気づきにくいかもしれません。

こうした簡単なこと以外のことに意識が向けば、容易に集中できていない自分に気づきます。

気づけば、もとに戻ります。

そう、これを繰り返すだけです。

さらに続きます。

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