おはようございます、なおきちです。
前回は、目標を立てた方がいい人が、どんな人なのかを紹介しました。
今回は、どうして毎回合コンの後に悲しい思いをするのか、そのメカニズムについてお話します。
合コンの話ではなく、目標の話をしたいのですが、合コンメインになりそうな予感がします。
なんで、いつも凹んで帰ってくるの?
上手くいかなかったことを凹んで帰ってくるのは、なぜでしょう。
合コンが終わってから、自分を激しくせめて思い悩む人はなぜそうなってしまうんでしょうか。
概ね、こんなメカニズムです。
1.合コンに参加する前に、漠然としたイメージだけを持って参加する。
2.帰宅するときに、望んでいた漠然としたイメージが自分に残っていないことを自覚する。
3.うまくいかなかったと感じる。
シンプルですね。
お気づきのように、今回のターゲットは1.です。
漠然としたイメージ、または何もない状態で臨むのでうまくいかなかったと評価しているんです。
すなわち、事前に基準を持つことが大切です。
3ステップの具体例
3ステップを、上手くいったパターンにはめてみましょう。
1.合コンに女の子が来て、一緒にお酒が飲める。
2.帰るときに、女の子と一緒にお酒を飲めたことを思う。
3.良かったと感じる。
では、上手くいかなかったパターンです。
1.合コンでモテる
2.合コンでモテていなかった
3.なんでモテないんだろう。顔かな。
極端ですが、どうですか?
うまくいったパターンは、参加するだけで思った通りです。
上手くいかなかったパターンは、相当のポテンシャルがないと達成は難しいのではないか、と思います。
しかし、実際はどちらの目標も、いい目標ではありません。
いい目標の立て方
いい目標とは、どのようなものですか?
前項のうまくいったパターンからは、「達成可能な目標」がいい目標に見えるかもしれません。
しかしそれは、目標として機能していません。
合コンに行って、女の子と一緒にお酒を飲むのは、既定事実であって、何の努力も必要になっていません。
では、いい目標とはなんでしょうか。
1.結果ではなく、過程にフォーカスする。
2.評価のための基準が明確で、目的に合致する
3.動かないと達成できない
以上の3点が含まれていることです。
合コンで例に挙げるなら、
「全員の連絡先を聞く」
は、3つの条件を満たしています。
「連絡先を教えてもらう」
-では、結果を目標にしています。
聞いても教えてくれないのは仕方がないのです。
聞いたという事実が大切です。
「連絡先を把握した状態で帰宅する」
-では、全く話ができなくても、終了後に幹事の人から聞いても達成できます。
その後仲良くなることが目的なら、現場でもそれなりの動きが必要だと考えられます。
3.については、動かなくて達成できるならそもそも目標にする必要はないのです。
目標と目的
目標は、目的とは違います。
たとえば合コンなら、
「かわいい彼女を作ること」
が目的だったとします。
そこで、この「かわいい彼女を作ること」を目標にするのはどうでしょうか。
前項の「1.結果ではなく過程にフォーカスする」が守れていません。
なので、目標としては不適格です。
なぜ、結果にフォーカスしてはダメなのでしょうか。
世の中には、運だけで目的を達することがあります。
運だけで達した場合は、再現性がありません。
つまり、同じ状況、環境が与えられても次回はうまくいかない可能性がずっと残るのです。
目標を立てるのは、今回だけを見ているからではありません。
今回うまくいかず、次回の戦略を考える際に、今回の目標に対してどうであったかが重要になるのです。
「かわいい彼女を作ること」を達成することが目的で、今回の合コンで達成できなかったとき、目標は次回どうするかの材料になるのです。
こうしてフィードバックを繰り返していけば、「かわいい彼女を作ること」が近づきます。
目標は、目的を達するためのマイルストーンになるのです。
次回は、ここまで触れてなかった「3つ」の話です。
コメント