「国勢調査への回答はお済みですか」のチラシ

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国勢調査2020総合サイト

引用元:国勢調査2020総合サイト

近所を歩いていたら、アパートのドアに「国勢調査への回答はお済みですか」とチラシが貼ってあった。
誰が貼ったのかわからないけれども、調査員だったらえらいことだと思う。

国勢調査への回答は義務だったとしても、回答欄に部屋番号や勤務先等を記載することに抵抗を感じる。

調査結果は、国の政策を決定するための基礎となると利用目的が表示されているが、回答の有無を持って、ドアにポスターを貼ることが利用目的にもし記載されているのならば問題だし、で貼っている調査員がいるとすればそれはそれでもっと問題だと思う。

そもそも、回収率が100%でない調査にどの程度の意味があるのだろうか。
調査の目的についての記載には、実際の行政のデータベースにある内容と実情がかけ離れているため、国勢調査が有効だとしてある。しかし、100%の回収率の行政のデータベースと、回収率が低い国勢調査のデータベースをどのように統合するというのか。完全な統合ではなく、統計力の推定であればもっと小さな母集団でも良いのではないか。そもそもそれぞれの調査法流ついて納得がいかない。

行政のデジタル改革とは、国勢調査をインターネットに対応させることでは無い。
調査結果から調査方法を見直すことが大事なのではないか。
長い間国勢調査をやっていることが価値なのではない。こうした惰性で行っていることを見直すことが真の改革なのではないか。

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