休憩に対する悩み

休憩中の女の子 essay

他の人はどうかわからないけれど、僕には休憩が必要だ。

好きな作業していると、時間忘れてのめり込んでしまう。
その間は、効率も、効果も考えていない。
「好きだから」、「必要だから」こうした理由に振り回されて、時間を消費していく。

特に最悪なのが、Excelだ。
データを入力して、関数を入れて、いっぺんに処理が終わった時の快感!
つたない技術で組んだVBAが、スムーズに最後まで思い通りに動いた時の爽快感!
実際は、電卓を使って、手で入力した方が早いことなんて、星の数ほどある。
でも、やめられない。
時間に余裕があるときはいいけど、いつも時間が余っているわけでもない。

だから僕には休憩が必要だ。
今の作業は何のためにしているのか、そもそも今の作業は目的を達するためなのか、目的を達するのが楽にするためなのか。
かけている時間は適切か、行っている場所は適切か、今したほうがいいことか
今、作業してる自分から離れて俯瞰するためにも、効率を上げるためにも休憩は必要だ。

しかしここに問題がある。
休憩時間に作業のことを考えすぎても、休憩にはならない。

作業中の休憩は、瞑想に近い気がする。
頭の中を空っぽにして、今いる自分から少し離れる時間と言える。

作業をしていた自分から少し離れて、自分を観察する時間。
それが休憩。

ここまできて本題になります。
前置きが長かったですね。

いま来た3行なら、

作業に集中できない時がある。
没頭しすぎて、結果ではなく手段を楽しみだすことがある。
現状を俯瞰し、適切なレールを引き直すために、休憩が必要だ。

というお話です。

さて、僕はこの休憩に入ることも苦手ですが、何より休憩から作業に戻ることが苦手です。

作業が乗ってきて、事前に目的や手段、また効果等を十分検証できているときは特に休憩を挟まない方が、むしろ作業効率は高いです。
この場合は無理に休憩をとらないほうがいいと思っている。

ホントにそうか?
実作業に入って気づくこともあるから、休憩はあっていいと思う。
ただ、そんなときは大概、休憩中にも作業に戻りたくてたまらなくなる。
つまり、モチベーションが維持できているから、休憩しても復帰しやすいとも言える。

ただ、普段は一度休憩に入ると、復帰するのが困難です。
僕は休憩の時に、ベッドやソファに横になって目を閉じるのだが、とても快適である。
できればその時間をずっと続けていたい。
その時間をずっと続けてしまえば、何も生み出せないのでそれはそれで、後からちょっとだけ後悔する。
だから、ぐっと休憩して、がっと作業に戻りたい。

休憩時間が長いと、復帰にかかる時間もかかる。
休憩にも慣性が働くのだろう。
今の安定した休憩した状態を崩したくないと理性は感じている。
短すぎる休憩は休憩にならない。
むしろ、休憩によって落ちた集中力だけが残る。

ずっとこの問題をなんとかしたくて。
いくつかの検証して、上のような考察にたどり着いたわけです。

現在、僕の中で最も有力な仮説は

「慣性が生まれる前に休憩をきりあげる」

作業の慣性は、調子が良くないとなかなか維持できないけど、休憩の慣性はいかんせん強力です。

そもそもやりたくない作業に、ずっと続けたい休憩から復帰するのは難しいに決まってる。
そう、昔っから決まっとる。

なので、あまり望ましいことではないとは思いながら、休憩後に普段なら無駄だと感じる、比較的行うためのハードルが高くない作業を行ったりします。

例えば、原稿を書いて、休憩して、再び原稿を書くというのはとてもハードルが高いです。
少なくとも僕にとって、原稿書くと言うのは息を吐くようにできることではないのです。
便秘の方の排便に近いのか。
それとも、知恵の輪を解くようなことなのか。

その点、携帯ゲームはとてもハードルが低くできるように作ってあると思う。
お手軽ですよね。
最近のケータイゲームは、ツムツムで止まってるので、どんなものかよく分かっていませんが。


 

LINE:ディズニー ツムツム
カテゴリ: ゲーム
現在の価格: 無料

 

数度やればルールが分かる。

なので、休憩後に携帯ゲームをするというのも携帯ゲームそのものが無駄であったとしても、休憩を終わらせるという目的に限っていれば合理的なのではないかと思う。

ただ携帯ゲームはハードルを下げて始められる分、離脱が難しかったりするので結局休憩時間全体のかかる時間伸びてしまうという懸念はどうしてもつきまとう。
僕は以前、つむつむをやって、ハートが回復するまで別のゲームをやりはじめてしまい、「こりゃ駄目だ」いかりや長介を思い出しながら、自分に絶望しかけた経験があります。

違いますね。「ダメだこりゃ」ですね。

そんなわけで、必ずしもゲームを推奨するわけではないです。
相性ですから。

僕にとって休憩が強い慣性を持つまでかかる時間が15分から20分。
休憩として機能するためには、10分以上取りたい。
そのため、休憩時間は15分。
復帰時間を5分の、計20分の休憩のセクションに割り振っています。

復帰時間の5分は、携帯ゲームならわかりやすい境目があって連なってやらなくて済むもの。
逆説的に課金要素の強いものは運用に効率がよかったりします。

人それぞれ適したものを違うと思うので他の人がどうやって行っているのか気になるところです。

僕ですか?
ブログの記事を読みます。記事と記事のつなぎ目が復帰しやすいからです。
ただ、リンクを辿り続けて戻れなくなることがたまにあるのでうまく管理できればなと思っています。

個人的に、「ライフハッカー」と、「ギズモード」が好きです。

コメント

  1. […] 休憩に対する悩み […]

タイトルとURLをコピーしました