中国旅行記 - 空港編

おはようございます、なおきちです。

チケットは買った。
スーツケースに荷物も準備した。
そして迎えた当日の朝から、物語は始まります。

– バスで空港へ

そして出発当日。乗り換えなしの魅力に誘われ、空港まではバスで向かうことにしました。
安い航空券なので、出発時間は早めです。
起床時間が早かったこともあり、バスに乗った瞬間に爆睡です。
直行便だと、空港に着くまでに安心して睡眠時間が確保できる。
乗車したときはそう思ってました。
起きた瞬間に降車だとパニックになって乗り過ごしてしまうのではないか、と心配になり、到着少し前にバイブアラームを設定しておきます。

自宅からセントレアまで向かう場合、海を渡る橋を越え、山を越えて、島に行ってセントレア!という流れになります。

設定した時間の少し前に目を覚まし、周りを見回すとまだまだ見慣れた光景。
海を渡っておりません。
車も、懐かしの牛歩戦術を行っています。
雨天のためか、事故があったのか、原因は分かりませんが、渋滞しております。
また、目の前にすいている道が空港まで続いているのにも関わらず、混んでいる道を選んで進んでいきます。
よくよく考えれば当然のことですが、人の流れの多いところをバスが通るからこそ公共交通機関の意義があるわけで。
もやもやしても仕方がないし、眠いのでもう一度眠ることにしました。

何度寝かを繰り返すも、自分の思っているペースよりもだいぶ遅く、予定時間に着くとは思えません。
そんな中おもむろに車内放送が。

「ご迷惑をお掛けしておりますが、1時間程度到着が送れます」

とのこと。
いつも乗っている駅に向かうバスは10分程度の遅れしかないので、長距離バスの誤差に面食らいました。
長距離移動すれば誤差が大きくなるのは当然ですが思い至りませんでした。
余裕を持って時間設定をしている高速バスと混同してしまったのが、誤りの発端でした。

正確な時間を求めるなら、バスよりも電車ですね、と当たり前の結論。
とはいえ、だいぶ余裕を持ったスケジュールだったので、チェックインには余裕で間に合いました。

– 空港にて

久しぶりすぎて忘れきっていたのですが、国際線は出発の2時間前からチェックインができる様子。
そして、締め切りは1時間前のようです。余裕のあるスケジュールを心がけたいものです。

地球の歩き方、その他の情報より、中国国内ではスリや置き引きが多いとのことで、リュックは前に背負うのがスタンダードとのこと。更に、リュックのファスナーを開けられないようにワイヤーロックがあったほうがいいよ!とのことなので、この隙に購入。
これで中国恐るるにたらず、と思ったわけです。
しかし私の場合、観光や買い物に訪れたところは比較的治安の良い所と人通りが適度で、他の人と接触するようなこともなかったためか、ワイヤーロックを使うことはありませんでした。
行く前は、宿泊するホテルの部屋の荷物も盗まれると聞いていたのですが、恵まれた環境だったのか、そのそぶりすら微塵も感じることはありませんでした。

– 飛行機で天津へ

そして、インチョン行きの飛行機に乗り込みます。
結構大きな飛行機で、日本語の通じる乗務員もいました。
大変に快適。
また、乗り換えの際は入国カードが必要ないとのことで、インチョン行きの飛行機内では記入しませんでした。
日本語のできる乗務員が一人だけだったので、このあたりのやりとりは英語、もとい身振り手振りです。

機内食は少し残念でした。
昼食を挟んだフライトのせいか、軽食2回の編成だったので、サンドイッチを食べて、乗り換えておにぎりというメニューで、両方ともデザートはパイナップル。
育ち盛りの私には到底足りる量ではありませんでした。

空腹を抱えて、インチョンで何か食べようとするも、ウォンを持ってないし、時間もあまりないので、人の食べているのを眺めているだけで過ごしました。
帰りの便でよくよく観察すれば、クレジットカードが使えるので、好きなモノを腹いっぱいと、スシローなみの豪遊ができたことに気づきました。
よくよく考えればあたりまえのことなんですけどね。
ただ、それでも悩んでいる時間はないです。
何をどこで食べるかは予め決めておいたほうがいいくらいの時間です。

また、インチョン空港内の待合スペースには、USBや電源プラグで充電のできるスポットと、無料Wifiが完備されているので、それなりに時間をつぶすこともできます。
中国に入ると、ネット環境があまり良くないため、日本とのスムーズな連絡はここが最後になった印象でした。

そして、天津行きの飛行機に乗り込みます。
案内が、英語と、中国語と韓国語になりました。
私の母国語は姿を消してしまったのです。
そして周りを見回すと、日本人は見当たりません。中国人と韓国人、僅かな欧米人がいるように見えます。
機内放送も、中国語、韓国語は分からないので一縷の望みをかけ、全身全霊を込めて英語で聞き取ろうとします。
私、外国語が大変苦手で、どの国に行っても大概ノンバーバルコミュニケーションで凌いでまいりました。
数字は覚えなくても、私には指があります。
マルとバツも手で作れます。
何より、困った顔を駆使すれば、お店の人や、スタッフの方が何とかしてくれます。

しかし、あえて言おう。その選択は愚かであると。
現地についたら、優しい人の出現率はグッと下がります。
そんな弱肉強食の世界で生きるためには、どんなにつたない英語でもそれを武器に戦うしかありません。
ならば、ぬるま湯のような機内でその刃を研がずして、そのなまくらの英語で誰かをさせようか(いや、させない)

というわけで、理解に努めてくれるCA相手に、ウォーミングアップをしたほうが良いです。
私は、このウォーミングアップを怠ったせいで、帰りの飛行機まで、考えずに出てきた外国語は、「thanks」「sorry」「 No」の3語だけでした。

そして、飛行機から見る天津。
噂に聞いていたような汚い空気の様子はありませんが、川は緑色に見えました。
その景色はこれまで見たどの国の印象とも違っていますが、私はこの光景を見たことがある、と感じました。
記憶の糸をたどると、中学生時代。
シムシティの町並みを想起させます。
画一的な街並み、街中の発電所、建設中と放棄された建物。

そして、天津に到着しました。

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