中国旅行 - 街並み編

こんにちは。なおきちです。

はじめての中国で、私がこれまでの旅行と最も違っている、と感じたのはその街並みでした。
渡航前のイメージは、とても都会的で、とても汚く、服装はどんなものか分からない、というものでした。
実際の中国は、とても都会的でいて、古い中国のイメージは残っており、街の中は想像よりもずっときれいでした。

では、中国旅行-街並み編のはじまりはじまり。

– 空からの天津

空港への着陸前に眼下に広がる広大な土地。
テレビで見聞きしたり、中国に行っている人の話とは裏腹に、空気は澄んでいて、地表も確認できました。
地表に並ぶ建物の様子は、初めて見たはずなのに何故か懐かしい。中学生の頃に初めて見て、その後も何度か見たあの光景。
どこで見たのかしばし悩んで、はたと思い出す。

シムシティで見た街だ!

発電所が街の中にあったり、前衛的な建物があったり、区画整理が行き届いた人工的な市街地。
そして、川の色は上空から見る限りでは緑色。
人工的な街、それが中国に対する最初の印象でした。

– 道路事情

中国の道路は全体的に道幅が広く、路肩も車1台が余裕で通行できるぐらいのスペースがありました。
全体に、大きく広く、余裕を持って。「花の慶次」の聚楽第の表現そのままの大きさでした。
中国旅行中は、気のいいおじさんと、プロのドライバーっぽい人の運転で長距離を移動しました。
気のいいおじさんの運転は、日本人の運転とあまり変わりませんでしたが、プロドライバーっぽい人は、道路全体を使って縦横無尽に移動していました。さながら映画「タクシー」のよう。パッシングやクラクションを使いこなし、誰よりも早く目的地位つくのではないか、とドキドキしながらシートベルトをぎゅっとしていましたが、徐々に慣れ、最終的には移動中はほぼ寝ていました。
そして、その激しい動きの割にスピードが出ていないので、自分が乗っている車だけではなく、みんな早く行きたいから道路上の動きが激しいのかな、と感じました。
また、移動中のクラクションやパッシングは日本とは違い、特にクラクションは鳴り止むことはない印象でした。追い抜くとき、自分の居場所を周りの車に知らせるとき、相手の動きをけん制するとき。まさに、道路上の格闘技な感じでした。
そして、追突事故はよく見たのですが、、90度の事故は1度も見ませんで。急ブレーキや、追い越しに伴う事故が多いのかな、と感じました。
車が凹むような事故は多いもののが、横転したり死者がでた様子の事故には遭遇しませんでした。
現場を動かしてはいけないとのことで、事故があれば渋滞。ここで渋滞、あそこで渋滞になっていました。
ただ、自動車そのものの数は多くないので、事故さえなければあまり渋滞もなかったように思います。
車がそんなに多くない中国の移動の中心は、もう自転車ではありませんでした。
どんなにボロそうな自転車でも電動で動くので、本当にびっくりしました。
スピード感と手軽さを見ていると、日本でも使いたいな、と強く感じる、まさにスモールモビリティ。
古く自転車が普及したのは、市街地が全般に平地が多いので、成立したのではないかと感じました。
またバイクでヘルメットをかぶっているのは大型のかっこいいバイクに乗っている人ぐらいで、電動バイクや、スクーターでヘルメットをしている人はいませんでした。

なんでもないような街の風景も、同じ黄色人種の国で、ここまで違うのだな、と感じました。
韓国と近いのかと思いましたが、中国の方が街はきれいな印象でした。
聞くと、掃除の担当の人がいるので、汚れた街は誰かがきれいにしてくれるとのこと。逆に、ゴミをきちんと整理する文化もないように感じました。

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