だんだんと良い陽気になり、絶好のゴルフシーズン。
ゴルフしてますか?
最近、5年位放置していたゴルフクラブを取り出して再開しました。
やめてしまった理由はいくつかありますが、仕事関係でラウンドすることが多く、気を使うことに疲れてしまった感じです。
プレイ自体も、気持ちのよいプレイが頻発するわけでもなく、うまくいかないことを繰り返し、10本以上のクラブを前に途方にくれる毎日でした。
そんな中、最近ゴルフを再開することになりました。今回も仕事がらみです。
ゴルフが好きで、楽しい方はこれまで通りお楽しみください。
今回のエントリは、あまりゴルフが好きではないのだけど、やらざるを得ない人向けの話です。
Contents
目標
ゴルフを始めた頃は、たくさんのクラブを使いこなし、美しいスマートなプレイをする自分を目指していました。
練習もせずにそんな風にはなれません。
お金か、時間か、センスのうち最低でも一つ以上なければ、そんな風にはなれません。
今回、ゴルフを再開するにあたり、心に決めたことがあります。
それは、ゴルフがうまくなることが目標ではなく、人に迷惑をかけない範囲でラウンドすることを目標にすることです。
そして、できるだけ練習に時間もお金も割かないようにしようと考えました。
お金も時間も使えば、確かに良い結果は得られるかもしれません。
最近気づいたのですが、どうやら僕はお金も時間も十分に使えない状況で頭を使って何とかすることが好きみたいです。
練習時の工夫
まず練習に割く時間とお金を減らす方法を考えました。
練習をする前に、練習の要点は何かを考えることにしました。
「練習の回数と時間を減らすこと」
「本番で迷わないこと」
どうしたら練習の回数と時間を減らせるのか
すぐに思いつくのは、練習するクラブの本数を減らすことです。
13本持っていれば、一本10分でも130分練習する時間が必要になります。
でも、4本なら40分で終えられます。1本あたり20分練習しても80分です。
ゴルフがよく分かっている人からは、「7番が打てれば9番が打てる」と聞きました。
実際にそうかもしれないですが、覚えることを増やしたくないのでその考えを採用しないことにしました。
9番も打てれば、戦略は広がるかもしれません。
しかし、戦略を広げるのは手段であって、目標ではありません。
使うクラブの本数が少なければ、本番でクラブを選ぶ際に迷うことも減ります。
玉代を減らそう
次に考えたのは、球代を減らすことです。
本番は、たくさん打つことがよいわけではありません。
できるだけ少ない打数でまわることを目指すスポーツです。
そして、基本的に本番は同じクラブを連続して使用することは少ないです。
そのため、練習でも打つ前の素振りと、同じクラブで連続して打つ回数を減らすようにしました。
とはいえ、しっくりくるまでは連続して打ちます。
打つ際のフォーム等のチェックポイントもできるだけ減らします。
たくさんあっても忘れてしまうし、体に馴染むまで練習したくないからです。
また、打つ練習と、狙う練習を分けるようにしました。
ドライバーは、まっすぐ打つことを目標に、距離をあまり問題にしませんでした。
ただ、本番での目安が分かるように、全力で打つ場合、8割で打つ場合、半分の力で打つ場合など、力加減からの結果を覚えるようにしました。
アイアンは、どの程度振るとどの程度距離が出るのか。特に近距離の感覚をつかむようにしました。
つまり、距離を出す方は力から距離感を覚え、狙う方は距離感から力を覚えるようにしました。
練習は、週に1回程度にしました。
それと、本番前日と、本番の朝は、球数が少なくてもしっくりくるまで練習しました。
ラウンドが続く時期は、ラウンド後にも練習に行きました。
コースでうまく打てるようにしたいので、本番にリアルなスイングイメージを持って臨むことと、本番後の復習が大切だと思いました。
練習時間と費用を減らすために、スクールに通うのはやめました。
はじめてゴルフに触れた時は、かっこよくしたかったのでスクールに通いました。
しかし、ゴルフを始めて間もない人が目指すところはそんなに多くありません。
できるだけ球がまっすぐ飛んで、想定外のところに球が飛ぶ回数が減れば良いのです。
上手な人に教えてもらったり、プロのレッスンに通えば、完璧なスイングと比べて良くないところを指摘してもらいます。
完璧なスイングに近づくように直していく事は、きっと大事なことなんだと思いますが、上手くなることが目標ではないのなら、完璧なスイングなんていらないです。
完璧なスイングと比べて、うまくできていないところを調整しながら、または大胆に変更しながら良いフォームを目指す。
でもその完璧なフォームと違う所に気づかないまま繰り返せば、また同じような練習の繰り返しになって、元に戻ってしまいます。
よく分からないまま言われたことを直して練習した気になっても、結果が出なければしかたありません。
身に付けるためには更に時間が必要になります。
そのため、スイングは可能な限り自覚できて、少ないチェックポイントで行えることが大切です。
まとめ
初心者がゴルフで大切なことはそんなに多くないです。
1.ボールがまっすぐ飛ぶこと。
フェイドとかドローとか、バックスピンとかトップスピンとか、上手な人はインパクトやスイングでで様々な球出し筋を作り出すみたいです。バックスピンはかっこいいけど、そこは目指すところじゃないと思います。
とりあえず、まっすぐ飛べばいいんです。
2.持ち替えた1回目に打てること
10回打って、9回うまくいったとして、失敗したのが1回目であれば、本番では意味がありません。
10回打って、1回しかうまくいかなくてもそれが1回目ならよいのです。
大事なのは確率を上げることではなく、1回目にできるようになることです。
3.距離感があうこと。
だいたいの方向が合えば、ある程度の距離感が合うことが大切です。
特に2打目のOBは痛いです。
また、アプローチで行き過ぎるのもつらいです。
グリーンの周りで行ったり来たりは避けたいですよね。
1打目は余裕を持った距離。2打目以降は控えめに。
僕のチェックポイント
そんなわけで、僕のチェックポイントです、
参考になるか分かりませんし、デキる人から見たら間違っているかもしれないです。
1.最初に距離を確認します。
当たり前のことですが、慌てると疎かになりがちです。
距離が決まれば、クラブが決まって、力加減が決まります。
1打目は足りないよりも行き過ぎる方を選んで、リラックスして打ちます。2打目以降は、短めにして刻んでいきます。
2.打つ前に、自分がどんな風にクラブを振って、ボールがどんな軌道で飛んで行くかイメージします。
イメージして、素振りをします。
3.構えて、ボールを見ます。
ティーアップしたときは、ボールの左側。
それ以外の時は、ボールの右側をしっかり見ます。
体の力を抜いて、打ちます。
しっくり来なかったら素振りのふりをして、打ち直します。
結果
こんな感じで練習を数度行って、コースに出たのですが、意外にスムーズにまわることができました。
OBを出さないだけで、かなりスムーズにまわれます。
OBを出さないためには、飛距離を抑えても、方向を大事にすることです。
やりたくないと思ってはじめても、楽しくなってきたらレッスンに通ったり上手な人と練習するのも良いかもしれませんね。
むしろ、コースに出る前から一緒に練習して教えてもらっていれば、当日うまくいった際に一緒に喜べそうな気がします。
良いゴルフライフを!
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